ローカル感満載のお山の運動会、南部農民大運動会にようこそ!

2017.04.03

11月、本山町はちょっとした運動会ブームだ。身体を動かすのが好きな人が集まる町。集落対抗の町民運動会から始まり各集落でも運動会がある。今回はそのなかのひとつ、「南部農民大運動会」をご紹介しよう。

棚田の景色が広がる大石地区が舞台となる

運動会の舞台となるのはこちら。美しい棚田の景色が見渡せる大石地区。

 

南部農民大運動会は、大石地域の人々が中心となり企画運営している手づくりである。参加資格は特になし!農民じゃなくてもよし!本山南部に住んでいなくてもよし! つまり、誰でも参加可能な、とっても寛大なイベントである。

 

ラジオ体操からローカル感が満載の運動会

そんな南部農民運動会の種目、気になりませんか? まずは、ラジオ体操から。それも土佐弁バージョン。

 

参加者は自動的に赤と白に分けられ、対決開始。1種目は「縄ない」

各チーム、スタートとゴールが決まっており、駅伝方式で一本の縄を仕上げる。運動会で縄を綯う(なう)。これは、初めての光景。

 

綺麗に早く綯う人のところに、人が集まってくる。運動会の競技中にいつの間にか、縄綯い教室が開かれていた。

 

人生で初めて縄を綯う人いた。もちろんわたしもそのひとり。見えづらいのだが、まんなかに水を入れたペットボトルを吊るして切れることがなかったら合格!なんともシビアである。

 

農民運動会は一般の運動会とはおよそかけ離れた競技が続く

2種目、なんの競技かお分かりいただけるだろうか。

これは、日本一のお米を栽培している本山町だからこその競技「はでかけ」である!

が、完了してからの、、、

片づけまでをする。

はでかけをして片づけるまでのタイムを競う競技である。さすが、農家生まれの人のスピードは桁違い。

 

パン食い競争など農民大運動会では存在しないのだ

3種目、「早食いリレー」

これも、米どころならでは(?)の競技! チームごとに担当を決め、一番早く食べ終わったチームの勝ちだ。(ちなみに、ご飯にかかっている赤いものはタバスコだ。)

実はわたしは今回の運動会でこの競技を一番楽しみにしていた。

まだ、これから始まる辛く美味しい闘いを知らないわたし。よーいっ、スタートで飛び出す。

おにぎりを頬張るわたし。わたしはトップバッターでおにぎり担当であった。そう、一番簡単なところである。

一緒におにぎり担当だった人はみんな早食いとはあまり縁がないようなひとに見えた。

が、しかし、それは違った。今思えばそれが自分の敗因だったのかもしれない。お分かりいただけるだろうか。

そう、私がおにぎりを食べ終える前に他のチームは全員、次のランナーにバトンタッチしているのである。意気揚々と参加し、とんだ恥をかいてしまった。

しかし、そこで同じチームの仲間の奮闘もあり、ビリは逃れることが出来た。仲間に感謝である。そして、来年にリベンジを誓ったのであった。そんなこんなで午前の部終了である。

 

午後の部も気になる人には、今年の南部農民運動会に是非参加してもらいたい。運動会という名の農作業の修練

 

『南部農民大運動会』
【日時】毎年11月23日
【場所】高知県長岡郡本山町大石
※大石展望台が近くにあるので、寄ってから帰ることをおススメします!
【問合せ】080-6288-6534/info@reihokukikou.kochi.jp

この記事を書いた人

ganko
ganko
東京都出身。通称がんこちゃん。東京農業大学を卒業後、地域おこし協力隊として本山町に住む。棚田とあかうしが好き。趣味は薪割り。地域の暮らしを知り食べ物の生産現場を経験できる場所として農家民宿を開業するのが夢。最近気になっていることは「自我の解放について」。



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